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活動報告 第17号を発行しました

本号では、嵯峨山博議員 追悼特集として、6月に急逝された嵯峨山博議員への追悼と、私たちが引き継ぐべき志について記しています。

また、関議員の除名処分をめぐる司法判断や請願権侵害問題など、議会で起きている重要な課題について、経緯と会派の見解を詳しく解説しています。

6月定例会の議案審査や政策動向の報告としては、福祉・医療・教育・インフラをはじめ、地域の暮らしに直結する政策や、生活支援のための予算措置について報告しています。

▼主な掲載内容

  • 嵯峨山博議員 追悼特集
  • 6月定例会 議案審査の概要
  • 請願権侵害と除名処分問題の経緯

本号は以下のリンクよりご覧いただけます。
会派活動報告 第17号(PDF)はこちら

今後も、市民の皆さまの声を大切にし、持続可能なまちづくりと公正な議会運営に努めてまいります。

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嵯峨山博議員のご逝去に際して

 2025年6月、当会派所属の嵯峨山博議員が、病気のため急逝されました。52歳の若さでした。
 議会での豊かな経験と真摯な姿勢で、常に市民目線に立った活動を続けてこられた嵯峨山議員の突然の旅立ちは、会派にとって、議会にとって、そして何より多くの市民の皆さまにとって大きな衝撃と深い悲しみとなりました。

市民の声を真摯に受け止める姿勢
 2013年11月の初当選以来、嵯峨山議員は常に「市民の暮らしと権利を守る」ことを原点に、12年間にわたって地道に議会活動を重ねてこられました。文教民生、総務といった常任委員会や議会広報など特別委員会での実務経験に加え、副議長としても誠実に職責を果たしてこられました。
 晩年には、請願制度と個人情報の適正な取扱いに関わる調査委員会の一員として、市民の基本的権利に関わる問題に真正面から向き合い、信念をもって取り組まれていました。
 表立って語ることの少なかったその姿勢の中にこそ、本当の政治家としての責任感と人間的誠実さがあったと、私たちは今、改めて実感しています。

静かに問いかけてくるもの
 私たちは今、嵯峨山議員の遺したものに、深く向き合おうとしています。それは、「正しいことを、まっすぐに進めていく勇気」や「誰も置き去りにしない政治のあり方」であり、私たち自身に問われている課題でもあります。
 嵯峨山議員が歩んだ道のりに恥じないよう、私たちはこれからも真摯に議会活動を続けてまいります。

謹んで心よりの感謝と哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。安らかにお眠りください。

令和7年7月9日
朝来市創生の会一同

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【活動報告 Vol.16 発行のお知らせ】

最新の《活動報告 Vol.16》を発行しました!

今回は、朝来市議会における数々の政治倫理問題と、それに対する誠実な対応の記録を特集。
議会の透明性・公正性を守るために私たちが取り組んだ事実を、しっかりとお伝えしています。

📌 主な内容
・給食費無償化の実現と今後の課題
・全市展開が進むデマンド型乗合交通
・屋根付き運動施設の建設計画
・政治倫理審査会の詳細と議会の混乱の真相
・市民からの請願、そして議会改革への歩み

混乱の背景と、そこから私たちが何を学び、どう動いたのか。
すべての市民に知っていただきたい真実があります。

🟩ダウンロードはこちら(Web版PDF)

📩ご希望の方には紙版もお届け可能です!(数に限りあり)

▶ 詳細・お問い合わせ:info@re-asagocity.org
🟦LINE公式アカウントも開設中!

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コラム

今こそ問われる政治の質 - 議会が果たすべき責任

 新しい年に変わり2月もすでに中旬。早いものである。昨年は政治倫理審査会の問題に、まる一年を費やした。このことに市民の中から、時間の浪費である、もっと前向きな政策議論をすべきだ、と言った苦言が議会に向けられている。もちろん議会である以上そのとおりである。

 まともな議論が出来ない程に倫理観に隔たりがあり、次から次へと不適切な発言がくり返されるに至り、議員として不適格として辞職勧告を議決した訳だが、2か月近く経った現在も辞職は実現していない。議会は、法や条例に基づき、民主的な手続きを踏んで進めていくことが求められていて、これを厳格に行うと一年を要するというのが現実である。

 このようなことが、最近、国会議員、県会議員、市町議会議員 また、町長、市長、知事に至るまで起きていることはなんとしたことか。思うに、思慮が浅く幼稚な人でも政治の世界に入りやすくなって来たと言う風潮が、世の中に蔓延してきているのではないだろうか。何をしたいという目的もなく、ただ選挙に勝ってその立場に立ちたいという目的だけでその地位を得た人が、我が議会にも少なからず見受けられる。タブレットを弄んで議会ごっこをしている議員は、市のためにはならない。

 我々は、謙虚に、一歩一歩問題の解決に向かって進んでいくしかない。市民の皆様には、今しばらく見守って頂くことを、切にお願いする次第である。

(森下恒夫)

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活動報告第14号発行

📢 「活動報告第14号」発行のお知らせ!

朝来市創生の会では、最新の活動報告 「活動報告第14号」 を発行しました!今回のレポートでは、以下の重要なトピックを紹介しています。

「朝来市議会議員のハラスメントの防止及び根絶に関する条例」可決!
長期にわたる取り組みの成果として、議員によるハラスメント防止のための条例が成立しました。その背景や内容、今後の展望を詳しく解説しています。

令和6年度予算編成に関する提言と実現状況
給食費の一部無償化(2学期・3学期の免除)
産前・産後サポートの充実(出産・子育て応援事業スタート)
和田山花火大会の復活!
帯状疱疹ワクチン接種補助制度の開始 など

市民生活を支援する新たな施策
水道料金の2か月間免除
低所得世帯への3万円給付(子育て世帯には児童1人当たり2万円加算)
ひとり親家庭への生活支援給付金(1世帯3万円) など

市民の皆さまの暮らしを支えるための取り組みを、ぜひご覧ください!

📩 皆様のご意見・お問い合わせをお待ちしております!

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年頭ご挨拶

 一昨年来、相次いだ一部の議員の不祥事は、市議会全体に大きな影響を及ぼし、市民の市議会に対する信頼を傷つけました。議員は、常に、市民の期待と信頼を念頭に置き、信義に従って行動し、誠実かつ公正に職務を遂行しなければなりません。
 このことを自覚する議員と市議会は、政治倫理審査会や百条委員会を設置して調査に当たり、またハラスメントの防止及び根絶に関する条例を制定し、頭書の不祥事の対応に全力で取り組んでまいりました。それらの取組みを通じて、議会としての責任を果たすとともに、より一層の綱紀の保持と倫理の高揚の必要性を改めて痛感しております。

 この間の議会の努力をしっかりと受け継ぎ、市議会が議決機関として正常に機能するよう、今後もさらなる環境改善に努めてまいります。
 また、市民の皆様から信頼される議会運営を目指し、議員一人ひとりが責任を持って行動する議会づくりに取り組みます。これからも、市民の皆様のご意見やご要望に耳を傾けながら、市政の発展に寄与できるよう全力を尽くしてまいりますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。

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令和7年度予算編成の重点施策を要望

10月8日、朝来市創生の会は、市長と面談し、令和7年度の予算編成に向けた重点施策の要望書を提出しました。今回の要望書は、少子高齢化や人口減少といった市が直面する課題を踏まえ、地域の持続可能な発展と市民生活の向上を目指したものです。

要望書には、福祉の充実、地域経済の活性化、防災・安全対策の強化、教育環境の改善など、幅広い分野での施策を盛り込んでおり、市民一人ひとりの暮らしを支えるための提案をまとめています。

今後、当局において予算編成に関する議論が本格化する中、これらの提案が市の方針にどのように反映されるか注目していきます。

令和7年度 重点施策

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百条委員会

地方自治法第100条第1項の規定により、請願受理及び個人情報取扱の事務に関する調査を行う特別委員会の設置を求める動議提出理由要旨

朝来市創生の会  森下 恒夫

 令和6年6月17日受付、請願第3号に関し、私は紹介議員になっておりますところ、請願者から、当該請願に対する妨害と個人情報の漏洩について、苦情と、真相究明の申し入れを受けました。その内容は、本市議会議員が、請願賛同者に、請願に賛同することの不利益を触れ回っているというものです。賛同の取り下げは、これまで8名にも及んでいると聞いております。

 請願権は、「国や地方公共団体の機関に対し、それぞれの職務にかかわる事項について、苦情や希望を申し立てることのできる権利」であり、憲法で保障された基本的人権の一つです。さらには、市民が民意を議会に直接伝える参政権的権利として、民主主義の根幹を支える重要な権利です。
 請願者の指摘が事実とすれば、市民の安全を脅かし、地方自治の民主的プロセスを損なう重大な問題です。しかも、その原因が、請願の受理権限を有する議会自体にあるとの申し立てですので、議会に対する市民の信頼を失いかねない大変ゆゆしき問題です。

 議会としては、市民の権利保護はもとより、議会に対する市民の信頼を確保、回復するために、本件の詳細な事実関係を明らかにすることが急務です。よって、直ちに百条委員会を設置し、真相の究明にあたることを求めるものです。

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お知らせ

活動報告第11号発行

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VOL.11 2024/04/28
ーcontentsー
・給食用野菜を巡る迷走 市議会が決議の誤りを認め謝罪
・3月定例会 未来への投資-新年度予算の概要
・市民の健康づくり支援-有田市の都市公園整備を視察

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コラム

行政の理想と現実

 静岡県知事の新入職員を前にしての不適切な訓示が問題となり、辞任へと発展した。この事自体は当然のことと考えるが、実は私は、かつて一般質問で川勝知事の静岡県政での手法を取り上げ、朝来市でも採用すべきと申しあげたことがある。それは、「業務の棚卸し」と呼ばれていた手法で、膨大な業務を定期的に精査し改善するもので、極めて合理的で優れた手法である。これを私が言ったからとは思っていないが、我が市では現在、「業務マネジメントシート」により、担当課自ら予算の執行管理を行っている(最近ほとんど機能していないが)。

 それはともかく、発言は明らかな差別発言で容認できないが、冒頭部分の「行政職員はシンクタンクたれ」と言われたことはその通りと思う。役所には膨大な情報が集まる。それを分析し、その中から新たな政策を導き出すことが行政職員の仕事である。どんな仕事でも「問題にして解決する」人材が求められている。

 最近の川勝知事に関する報道を見るにつけ、元大学教授で有能な方が何故このようなことになるのか不思議である。県民に人気が有り、長く知事という立場にいると見えなくなるものがあると言うことか。「権腐(不)十年」は、細川護煕元熊本県知事(後に総理大臣)が知事を辞職された時に述べられた格言であるが、正に権力は魔物と言うことか。