令和7年度予算編成、事業計画に際し、朝来市創生の会から提案・要望した重点施策の予算、事業への反映状況は以下のとおり。
令和7年度予算編成における重点施策の要望事項
施策・事業一覧
| 第3次朝来市 総合計画 | 政策分野 | 施策事業 |
| (ありたいまちの姿1) 「やりたい」につながる多様な学びで、未来をつくる「人」を育む | 未来を拓く人づくりの推進 | ⑴給食費完全無償化 実現 |
| ⑵高校生等の通学費助成 未実現 | ||
| ⑶学校の働き方改革の推進 一部趣旨反映 | ||
| ⑷教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)の増配 関連施策に趣旨反映 | ||
| (ありたいまちの姿2) 人と自然が共生しながら地域で循環する産業を確立する | 持続可能な地域活性化と共生社会の実現 | ⑴創業支援 関連施策に趣旨反映 |
| ⑵住宅リフォーム助成事業の拡充 実現 | ||
| ⑶公契約条例の制定 未実現 | ||
| (ありたいまちの姿3) 多様なつながり・交流を育み、地域力をより高める | 共に創る持続可能な地域社会の形成 | ⑴地域づくりの視点からの多文化共生 実現 |
| (ありたいまちの姿4) 誰もが居場所や役割を持ち、健幸で心豊かな暮らしを実感できる | 共に支え合い安心して暮らせる地域づくり | ⑴産後ケア事業の無償化 一部実現 |
| ⑵児童館の整備 他施策に趣旨反映 | ||
| ⑶地域包括ケア拠点整備 他施策に趣旨反映 | ||
| ⑷福祉事業従事者等の処遇改善 未実現 | ||
| ⑸介護支援ボランティア制度 未実現 | ||
| ⑹スマートウエルネスシティ首長研究会への加盟 未実現 | ||
| (ありたいまちの姿5) 市民の暮らしを支える安全・安心な都市基盤を維持する | 持続可能で安全・安心な地域基盤の創造 | ⑴リノベーションまちづくりによる和田山駅前再開発 趣旨反映 |
| ⑵コンパクトシティ形成 趣旨反映 | ||
| ⑶地域防災の強化 実現 | ||
| ⑷災害対策における男女共同参画 未実現 | ||
| ⑸危機管理監への外部専門職登用 未実現 | ||
| ⑹地区防災委員の役割強化 未実現 | ||
| (ありたいまちの姿6) まちの動きや情報を戦略的につなぎ、効率的で健全な行財政運営を実現する | 協働で創る持続可能な自治体運営 | ⑴総合計画 一部実現 |
| ⑵総合政策課の組織再検討 一部実現 | ||
| ⑶統計専門部署の設置 未実現 | ||
| ⑷公共施設再配置計画推進のための基金の充実 実現 | ||
| ⑸情報公開とオープンデータの取組 趣旨反映 | ||
| ⑹雇用の適正化 未実現 |
総論(総合評価)
成果あり:
給食費完全無償化、リフォーム助成、防災施策強化、和田山駅周辺整備、防災用品補助、創業支援・地域経済活性化
部分的成果:
産後ケア(拡充止まり)、地域包括ケア(移行準備)、教育現場負担軽減
未反映:
通学費助成、児童館整備、公契約条例、介護支援ボランティア、男女共同参画防災、危機管理監外部登用、統計部署
各論
1. 教育・子育て関連 (ありたいまちの姿1)
教育費は前年から大幅増(約8億円増の36億円)。特に「教育総務費」「小中学校費」「社会教育費」に拡充が見られ、スクール・サポート・スタッフや学校ICT関連の委託費が含まれている。
⑴学校給食費完全無償化:
令和7年度から小中学校給食費の完全無償化を実施(要望実現)
⑵高校生等の通学費助成:
通学費助成は予算・施策に直接反映なし(未実現)
⑶学校の働き方改革(ICT活用・2学期制研究):
不登校支援員増員、部活動の地域連携、GIGA端末更新など教育現場の負担軽減施策に一部趣旨反映。
⑷教員業務支援員の増配:
直接成果はないが、提案趣旨は⑶に反映。
2. 地域経済・産業活性化関連 (ありたいまちの姿2)
商工費が増額(約1億円増の9.2億円)。観光施設整備や企業誘致促進のための地方債も計上。創業支援や住宅リフォーム助成に直接対応する科目が確認できる。制度的要望(公契約条例制定)は反映が見られない。
⑴創業支援強化:
起業促進・産業団地造成・企業誘致推進等創業支援の趣旨に合致する施策前進。
⑵住宅リフォーム助成拡充:
予算枠拡充、当初予算は倍増。店舗リニューアル補助制度、あさごPay・応援券など地域消費を喚起する要望と方向性の近い施策前進。
⑶公契約条例の制定:条例制定は前進無し。
3. 共創の地域づくり関連 (ありたいまちの姿3)
多文化共生・国際交流事業として約1,600万円の予算計上。国・県の助成金も充当。施政方針に外国人の力を借りる必要性を明記し、共生社会の実現に向けて研究・推進を表明。
⑴地域づくりの視点からの多文化共生:一定、具体的に反映。
4. 福祉・安心して暮らせる地域施策関連 (ありたいまちの姿4)
民生費(社会福祉・児童福祉)が前年より増額(約18億円→20億円)。産後ケアや子育て支援交付金に関する国庫補助金の増加も確認でき、一定の反映あり。
⑴産後ケア事業無償化:
費用助成拡大(ただし完全無償化はならず)(部分的成果)。
⑵児童館整備:学童クラブ整備検討に一部趣旨反映。
⑶地域包括ケア拠点整備:
重層的支援体制整備事業に移行準備(趣旨一部反映)。
⑷福祉従事者処遇改善:未実現。
⑸介護支援ボランティア制度:未実現。
⑹スマートウェルネスシティ研究会加盟:未実現。
5. 防災・都市基盤関連 (ありたいまちの姿5)
土木費・消防費に多額計上(合計約26億円)。特に「河川改修事業債」「急傾斜地崩壊対策事業債」「消防施設等整備事業債」が含まれており、防災強化への対応が見られる。
⑴和田山駅前再開発:
和田山駅南北自由通路・周辺賑わい再生を推進(要望反映)。
⑵コンパクトシティ形成:
「縮充」概念で近い方向性が示された。
⑶地域防災強化(円山川堤防・土砂災害対策):
浸水センサ、防災用品補助、がけ地移転補助、耐震改修補助等、地域防災強化は大きく反映。
⑷災害対策における男女共同参画:未実現。
⑸危機管理監への外部登用:未実現
⑹地区防災委員強化:未実現
6. 行財政運営・自治体経営関連 (ありたいまちの姿6)
総務費が大幅増(前年35.6億円→42.6億円)。特に「公共施設総合管理基金」への繰入金増額が確認でき、要望の一部は反映。
⑴総合計画推進:
総合計画・総合戦略の仕上げを強調(要望反映)。
⑵総合政策課組織再検討:
新たな行政組織で効率的な運営を目指す(要望反映)。
⑶統計専門部署設置:未実現。
⑷公共施設再配置計画基金充実:
実現。基金増、公共施設再配置・適正管理を明言。
⑸情報公開・オープンデータ推進:
自治体DX推進、情報発信強化(HP・LINE)として要望趣旨反映。
⑹雇用の適正化:未実現。
